ビーチランって?
ビーチラン競技の始まりは、海の猛者、ライフセイバー達の2kmビーチランです。
彼ら、彼女らは、500mを往復し、身体をぶつけ合い競います。
目的は、「救助の際、いかに砂に足を取られずに短時間で人命を助けられるか」です。まさに生命の競技です。
それを一般化したのが、ビーチランのフルマラソンと言われる10kmランです。
中距離と言え、ロングのワイルドさがあるのが特徴です。
絶景のパノラマ そして自由なウェアー
さえぎるものが一切ない絶景のパノラマ。
どこまでも遠くを見渡せる海岸を、思いっきり走れるのがビーチランのだいご味です。
さらにビーチのランウェアー(洋服)は、誰もが自由です。
最高の景色で、自分だけのリラクゼーションを手に入れましょう。
1.5倍の負荷 でワイルドに走る
柔らかくパワーを吸収するビーチは、効率よく短距離 で全身を鍛え、さらにバランス感覚を育てます。
そして、砂の柔らかさが関節と腰への負荷を軽減するという特別な running です。
マイナスイオンと 1/f ゆらぎ で癒される
水粒子の摩擦により生じるマイナスイオンと、波の音が奏でるエフ分の1のゆらぎが、心身を癒してくれます。
「ワイルドでも、笑顔がこぼれる!」
この不思議な…runをぜひ体験してください。
ビーチランの走り方
走りのケアと安全が肝心! 7つのリスクファクターを回避せよ
ビーチランは自然が相手の競技です。ときには自然の力に驚くことがあります。
万全の態勢で海を頼みましょう。
Factor 1.コースは変化する。
→ ロケーションは日々変化する 昨日の道が、今日走れないこともある
Factor 2.海を楽しむ人にゆずる
→ サーファー、釣り人、地引網、 船、一般通行人などに道をゆずる
Factor 3.熱中症を恐れる
→ 気温や湿気が 高く、風 が無いときは要注意。 こまめな給水、無理をしない姿勢が大切です
熱中症予防の 5 か条
-
暑いとき、無理な運動は事故のもと
-
急な暑さに要注意
-
失われる水と塩分を取り戻そう
-
薄着スタイルでさわやかに
-
体調不調は事故のもと by.日本体育協会
Factor 4.寒さを避ける
→ 風が強い時、体感温度は5度下がります。
Factor 5.大きな波から逃げる
→定期的に大波がくることがあります。また、地震時の避難路を確認しておきましょう。
Factor 6.砂の高台を避ける
→ 足場の悪い高台での休憩や、 走行を避ける。※ 砂地はいつ崩れてもおかしくありません
Factor 7.海の深みにはまらない
→渚は急に深くなっているところがあります。小さな川でも河口付近は思わぬ深さになり、 危険です。無理をしないようにしましょう。
ビーチラングッズ
-
高性能のシューズは不要
砂の弾力でシューズの性能が消されます。また汚れも付きやすいので、使い慣れたシューズでOK です
-
ビーチ専用シューズを用意
メッシュからシューズに砂が入りこみます。細かい直ぐには取れにくく、ビーチランナーなら専用 シューズを持った方が楽です